TBS日曜劇場『VIVANT』Season2で、再び注目を集めている島根県。
物語の中には、島根の山々や町並みなど、実在する風景がたびたび登場します。
そのひとつが、島根県雲南市吉田町にある「田部家土蔵群」です。
白壁の土蔵が連なる印象的な風景は、ドラマの舞台として目を引きますが、この場所には、それだけでは語りきれない長い歴史があります。
今回はドラマの舞台から少し時代をさかのぼり、田部家とたたら製鉄、そして現在の「たなべの匠味」と奥出雲NAORAIへと続く物語をご紹介します。
VIVANT Season2に登場した「田部家土蔵群」
『VIVANT』Season2では、東条翔太を追う緊迫した展開の中で島根県内の風景が登場します。
『VIVANT』ではSeason1から、島根県が主人公・乃木憂助のルーツに関わる重要な土地として描かれてきました。Season2でも奥出雲町、雲南市、安来市、出雲市、松江市など島根県内各地で撮影が行われていて、ロケ地MAPも作られています。

その舞台のひとつとなったのが、吉田町に残る田部家土蔵群です。ドラマを見て田部家土蔵群を初めて知った方も多いかもしれません。
しかし、この白壁の町並みは撮影のためにつくられたものではありません。
ここには、かつて日本の鉄づくりを支えたたたら製鉄の歴史が今も残されています。
白壁の蔵が伝える、吉田町と田部家の歴史
田部家土蔵群があるのは、島根県雲南市吉田町。
町の中心を歩くと、白い壁の大きな蔵が連なる風景に出会います。
その数は20棟。
蔵には、建てられた時代にちなんだ名前や、米蔵など使われ方を表す名前が残されています。これらの建物は、この町がたたら製鉄によって栄えた時代を現在に伝える貴重な存在です。
雲南市は、田部家の繁栄とともに吉田町の中心部が「企業城下町」として発展し、現在の町並みにも当時の生活や文化の面影が残っていると紹介しています。
『VIVANT』の画面に映る美しい白壁。
その背景には、何百年にもわたってこの土地で働き、暮らしてきた人々の時間が積み重なっています。
田部家を語るうえで欠かせない「たたら製鉄」
田部家と奥出雲をつなぐ大きなキーワードが、たたら製鉄です。
たたら製鉄は、砂鉄と木炭を原料として鉄を生み出す、日本で古くから受け継がれてきた製鉄法。
豊かな山林、良質な砂鉄、水などに恵まれた奥出雲地方では、たたら製鉄が盛んに行われました。
田部家は、その歴史の中で松江藩を代表する鉄師としてたたら経営を担った家です。吉田町周辺に複数の鉄の生産拠点を持ち、鉄を加工する大鍛冶の拠点なども一体的に経営していました。

奥出雲町を含む奥出雲地域一帯で発展した、たたら製鉄の歴史を今に伝える代表的な史跡。
つまり田部家の歴史は、ひとつの家の歴史だけではありません。
山から資源を得る人、炭をつくる人、鉄をつくる人、それを加工する人、運ぶ人。
さまざまな人の仕事と暮らしがつながり、地域そのものを形づくっていった歴史でもあります。
560年の時を越えて、「たなべの匠味」へ
奥出雲NAORAIを運営しているのは、株式会社たなべの匠味です。
田部家は この奥出雲の地で560年以上のあいだ、たたら製鉄を生業とし 鉄を生み出すために山と共に生き、森を育てることで この地の自然と文化を守り続けてきました。
山を守り 森を育て
自然と共に生きること
この哲学は 田部家が代々受け継いできたものづくりの原点です。
その精神は 奥出雲NAORAIにも息づいています。奥出雲和牛や仁多米などこれらの特産品は豊かな自然環境と人々の知恵があってこそ生まれたもの。ひとつひとつの食材には この土地の歴史と誇りが宿っています。
私たちは この恵みを大切にしながら
未来へと受け継いでいきます
かつて地域を支えたものが「鉄」だった時代から、現代へ。
形は変わっても、奥出雲という土地の恵みに目を向け、その価値を伝えていくという思いは受け継がれています。
そして生まれた「奥出雲NAORAI」
そういった歴史や哲学をオンラインショップでお届けするためにうまれた奥出雲NAORAI。お届けしたいのは、単に「島根のおいしいもの」だけではありません。
山々に囲まれた奥出雲には、清らかな水、豊かな土、寒暖差のある気候、そして長い年月をかけて育まれてきた食文化があります。
仁多米をはじめとするお米や、この土地ならではの食材。
それをつくる生産者。
そして、受け継がれてきた技や文化。
奥出雲NAORAIでは、そうした背景ごと、大切な方への「ご縁を結ぶ贈り物」としてお届けしています。

VIVANTから始まる、新しい「ご縁」
『VIVANT』Season2の舞台となった田部家土蔵群。
その白壁の蔵が伝えているのは、ドラマの世界だけではありません。
そこには、たたら製鉄とともに歩んできた田部家と、奥出雲の人々の長い歴史があります。
『VIVANT』で島根に興味を持ったことも、ひとつのご縁。
そのご縁から、奥出雲の歴史を知り、土地の味に出会い、いつか実際にこの地を訪れていただけたら。
ドラマの先に広がる、もうひとつの奥出雲の物語を楽しんでみてください。
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奥出雲NAORAIとは

出雲の地は 八百万の神々が集う神話の舞台。
そのさらに奥深く 霧がたなびく山々に囲まれた島根県奥出雲地方は清らかな水と豊かな土壌に恵まれた まさに“神々の恵みの地”です。
この地は豊かな自然が 古くから人々の暮らしを支え 多くの物語を紡いできました。
奥出雲 NAORAIは この神話の地の恵みを生かし、大切な人への想いを形にするために生まれたブランドです。
自然と歴史に育まれた特別な贈り物を通じて 心と心をつなぎます。








